二子玉川「RISE」のCM

多摩川沿いにそびえ立つ高層マンション。そのいくつもの窓の明かりと月の光を川の水面がキラキラと映し返し
奥の方でもまた田園都市線の窓の明かりが鉄橋を渡っていく夜の情景。

テレビで流れている二子玉川「RISE」のCMです。

「素敵な画(え)だなぁ」「あんなマンションが建ったのだなぁ」と何回かぼんやりと見ているうちに「おや?」と思う。

CMはやや川崎よりの川下の水上から二子玉川駅方面を「撮って」います。

しかし私は毎日、田園都市線で多摩川を通りますが、CMで映っているような場所にマンションなんてないのです。

昔「ねこたま」があった辺りに何本ものクレーンのアームが電車の中からチラチラと見えるけれども・・・と考えたところで「あっ」と思いつきました。

そうか!まんまと幻惑されてしまいました。「RISE」はまだ建てられていなかったのです。CMの夜景はCGなのか合成なのか、ともかく「つくりもの」だったのです。

高層マンションのCMは最近よく見かけますが、こんなにも早く宣伝するものなのでしょうか。地面を掘りおこし、基礎を作っている、まだそのていどだと私は思うのですが。

マンションといえば一世一代の大きな買い物ですから、それだけ品定めというか「決断」する時間をもうけようとしているのかもしれません。

それにしても「RISE」が完成するのはどう考えても2年後くらい。ずいぶん気の早いCMだなぁと私は感じてしまいます。


「RISE」はたんなるマンションではなく商業施設などを含め、その辺りにひとつの新しい街を創る、という大きなプロジェクトのことをさすようです。

¨都心でさえ、あこがれる街。二子玉川¨

そのコピーが言い切るように、今現在でさえニコタマは充分栄えていて「上品」「高級」などといったブランドイメージがあり、人気があります。

くわえて、「RISE」とはうまい名前をつけたもので、あのあたりから見える多摩川の¨日の出¨はこのうえなく素晴らしいのです。

そんな高層(高級)マンションに住める人とはどんな方々なのでしょう。その人たちを目の当たりにしたらそれこそ大きなマンションのてっぺんを見上げるように、眩しくて目を細めてしまうかもしれません。


何年後かに「RISE」が完成したとき、ほんとうにCMのような幻想的な風景が見られるのか同じアングルから検証してみたい。

一般庶民の私はそれがささやかな楽しみです。

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