ストリートビューと「どこでもドア」
GoogleEarthは空撮でしたが、ストリートビューは人の目線から見た360°の¨街並み¨が検索できるそうです。
私は「すごいなぁ」と好奇心を刺激される反面、「では他になにが」と思い、まだ実際には使用したことがありませんが(たぶん自宅や会社の近くを訪れて「へー」でおしまい)、あの「どこでもドア」をマンガの中で見るたびに生じた心配がムクムクとこみ上げてきました。
¨どこにでも行けるのはいいけど、どこからでも来られるのはやっかいだな¨
そんな感じです。
携帯電話が普及し始めた頃、私はその便利さは認めつつ、「なんで渋谷の真ん中で電話の相手をしなくちゃいけないんだろ」とかなり億劫に感じたりもしました。
これは一人でいることが大好きな私の特殊な感想でしょうが、なんだか自分のプライベートな時間が削られる、その空間に踏み込まれる、そんな気がしたのです。
メールも友人などはもちろんかまわないのですが、いわゆる「迷惑メール」などは、昔なら玄関先に訪れていたしつこいセールスマンなどがポケットの中でブルブルと振動しているようで、空寒くなります。
人と人が¨つながる¨って互いの準備あってのことでしょう。
その点で「どこでもドア」はのび太やドラえもんの行く先々の人や場所に対してあまりにも無遠慮なので子供の頃はずいぶんひやひやしました。
グーグルストリートビューも、サービス開始以来様々な問題が指摘されています。
要請すればあとあとぼかしてくれるとは言え、顔が写っていたりして肖像権の侵害になりはしないか。はっきり表札が写っていたり、干された洗濯物が写り込んでいたりしてプライバシーを侵害していないか。
そもそも犯罪を企てているものにはには有益で防犯という意味ではかなりやっかいな代物ではないか、などなど。
そういえばどこでもドアや他の秘密道具も、たびたび使い方をまちがえて入浴中のしずかちゃんの浴室に進入してしまい「のび太さんのエッチ!!」という事態に陥っていましたっけ。
すでにアメリカではストリートビューに関してGoogleは100件以上の訴訟を起こされています。
はたして日本人のストリートビューに対する¨好意¨と¨嫌悪感¨はどんな按配なのか。そしていつかストリートビューが犯罪の手助けをしてしまい、「グーグルさんのエッチ!!」ということになりはしないか私は心配でなりません。
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