山本モナをなめんなよ。
TBSラジオ¨アクセス¨のナビゲーターを務めていた頃の山本モナは素晴らしかった。
アクセスは毎日1つのテーマを決め、電話やファックスでリスナーも参加できる討論番組です。
政治、経済、スポーツなど取り上げる分野は広く、様々な意見を聞くことによってより立体的にニュースを考えることができる良い番組で、私はほとんど毎日聴いています。
多岐にわたるジャンルに対応し、リスナーとコメンテーターの喋りを交通整理するナビゲーターは、馬鹿ではできません。
今は渡辺真理さんが担当していますが、初代の小島慶子アナや麻木久仁子さん、元フジテレビの長野智子さんなど、そうそうたる顔ぶれの才媛たちが番組をしきってきました。
山本モナもたしか3年くらい前にレギュラーとなり、そのときに初めて私は彼女のことを知りました。
頭の回転が速いのはもちろんのこと、その声音の美しさに惹きつけられました。こんなに聴きやすいアナウンサーがいたものか!と。
やがて山本モナは「NEWS23」のキャスターに抜擢されます。彼女の¨出世¨に「いいねぇいいねぇ」と喜んでいたのも束の間、不倫騒動でわずか5回で降板してしまいました。
誰が誰を好きになろうがそれは自由だと思いますが、やはり報道を司る者として不倫は許されないでしょう。くわえて相手が民主党の議員というのもまずい。あからさまに公平さにかける、と見るむきもでてくる。「どの面さげて政治のニュースを読み上げるんだ」と。
私にとって山本モナの「NEWS23」降板はほんとうに¨残念¨としか言いようがありませんでした。
そして¨降板¨以上に私を哀しめたのは、その後の¨山本モナの消費のされかた¨です。
再起をかけ所属したのが北野オフィスだったためか、頻繁に彼女はバラエティー番組に出始めたのです。
いつだったか、ふと夜中に「くりーむなんとか」にチャンネルを合わせると、なにか浜辺みたいなところで山本モナとバナナマンが並んで立っていました。
「わー!」私はびっくりしてチャンネルを変えてしまいました。なにか見てはいけないものを見てしまった気がしたのです。
私はお笑いが大好きです(もちろんバナナマンも)。馬鹿にしているわけではありません。
いろんな経験を積む、ということも大事でしょう。
しかし「アクセスの山本モナ」を知っている私にとってはあまりにも彼女のスキルとは関係がなく、「もったいないなー」と心からはがゆく思いました。
そして(不倫という)過ちにつけこみ、¨弁の立つ有能な女性¨を封印し、「スキャンダルな女」「エロいオネーちゃん」くらいのキャラ付けでテレビは彼女をオモチャにしているのではないか、という気もしてきました。
私はだんだん腹が立ってきて、声高にテレビや世間に「山本モナをなめんなよ!」と言いたくなってきました。
今月6日、¨山本モナ報道復帰¨というふれこみで「サキヨミ」という番組がフジテレビで始まりました。
彼女がボクサースタイルで宣伝媒体に出ているのを見てもわかるように、「報道バラエティー」の趣が強い番組ですが、私は「今度こそ彼女の¨実力¨がみられるかもしれない」と、喜び、鼻息を荒くして観て見ました。
初回で手さぐりとは言え、なかなか面白かった。(伊藤アナとの相性がとても良い)
ところが今度はジャイアンツの二岡選手との¨火遊び¨でまたまた降板となってしまいました。
自分の¨復帰¨に注目が集まっていること。
何か¨煙がたたないか¨虎視眈々とマスコミが狙っていること。
頭のいい彼女ならわかるでしょうに・・・。今この時期に不倫をしないほうが簡単ではないか。
私は呆然としました。
新聞各紙に面白がるように「テレビから追放か」などという見出しが出ていたりもします。
山本モナはフェイドアウトしていってしまうのでしょうか。
私は(かなり呆れましたが)今でも彼女に対して嫌悪感はありません。
やはり彼女ほどのアナウンサーとしてのスキルが、このまま埋もれていってしまうのはほんとうに「もったいない」と強く思っています。
私はまわりに言い続けますよ。
「山本モナをなめんなよ!」と。
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